理 事 会 レ ポ ー ト                             理事 中村 久
第185回理事会は、8月27日(金)、理事22名(1名の欠席者)、監事2名の参加にて本部で開催された。(開始13:30、終了20:00)
〔審議事項〕
1. 入退会者承認の件。
8月26日付:入会12名、退会5名、休会1名承認(承認前会員数4,683名)
2. JIA後援・協賛事業の承認 38件の後援承認。
3. 6月30日付資格喪失者の件
48名の資格喪失を賛成多数で承認。1名未納会費入金計画表提出あり、今年度3月まで保留とする(2年間滞納者が現時点で170名、滞納額2009年度分660万円、本年度分730万円となる)
4. 2010年度委員会委員委託
1) 添付委員会構成表における委員の承認
「建築と子供たち会議」委員に北陸支部会員を加える。
全国学生コンクール存続は財政上、問題提起しているが、今すぐ中止とはいかない。
建築相談委員会は前理事会では本部で設けるべきでないと結論付けている。何の委員グループに属させるかも含め、委員長預かりとさせて頂きたい。
西勝理事の意見:委員会予算の財政的裏づけとあわせて進めることが必要。
室伏議長:財務会計と相談して進めていく。将来的に事業評価委員会を作って検討することを前提とし、再協議とする。
2) 今年度離任される委員の一括解任承認を賛成多数で可決
3) 2期4年を超える委員1名の例外承認 賛成多数で承認
5. 懲戒審査委員会答申
2名の会員は注意。1名は除名
(理事会)。除名は総会議案とする。賛成多数で承認。
6. CPD 評議会細則改定
【改訂の趣旨】 
@認定講習1プログラムの1日の取得単位制限(6単位)を廃止し、学習実時間の単位認定とする。
A認定視察見学会1日につき2単位の算定基準を改め、認定見学などと同様に実働時間の単位認定とする。
B自主研修視察見学1日につき2単位の算定基準を改め、見学などと同様に実働時間認定とする。
※3会のCPDは同一改定となり、10月1日改定の施行。
〔協議事項〕
1. 常勤役員報酬規定・職員給与規定
財政再建を進める過程で、今後計上すべき給与水準(人件費)と職員数の検討・考察を行い、財政再建的見地で適切な支出額の算定を行うことを目的として協議提案する。
2. 支部集会の状況資料 アンケート結果を表にまとめて提示
3. 新法人形態の方向性   報告10であわせ協議
4. 会費改定の方向性     報告10であわせ協議
5. 青年WG の設置要請
JIA近畿のアンダー40設計コンペの実績をふまえ、JIAの将来のため若手建築家にとって魅力あるイベントの提供や若手メンバーの増強は必須。JIA全体として取り組めるよう本部組織としてWGの新設を要望。賛成多数で可決。
〔報告事項〕
1. 橋本理事動議対処結果報告
掲載文、掲載方法は議長預かり。
2. 機関誌制作委託の課題
アークサポート未収分と未払い分の扱いと、JIAの広報委員会のあり方を含め今後の対応を早急に検討する。
3. 環境行動ラボからの出版
初版発行部数2,000部のうち1,000部をJIAが買い上げる。(1,000部販売先とキャッシュフロー資料あり)賛成多数で承認。
4. ベルコリーヌ紛争報告
基本的な問題とUR申立書における主な争点の説明。
5. 災害対策委員会報告
東京都、内閣府とJIA間で「復興まちづくりの支援に関する協定」を締結。
6. 建築相談連絡会議(仮称)
7. 新たなまちづくり学習支援のあり方検討会
8. 全国大会2010九州報告
収支計算表の提出と、九州大会の特徴として馬渕澄夫国土交通省副大臣、小林光環境省事務次官、姜尚中氏、谷口吉生氏、AIA次期会長の出席決定。400万円のUIA大会への寄付額、ふぐ、小倉太鼓、特産をすべて満喫いただくべく準備中の報告。JIA旗(w2,400×h1,800)の制作を賛成多数で承認。
9. 事務局報告(確認事項)
JIA会員年齢調査資料(7/27現在)
10. 各諮問会議報告
@森岡茂夫法人定款改定ワーキンング主査
今年2月答申を出したが、全国会員に十分情報公開がなされておらず各支部会員集会を開催。公益法人選択を沖縄支部で38%、その他支部では50%以上がご理解されていると思う。9月理事会に方針を出していただき、10月の臨時総会に諮りたい。
A小田義彦財政再建諮問会議議長
会費を1種類で全国一律にする案で検討中。会員集会アンケートの集計や意見分析作業、本部一般会計の検証、本部事業の見直し作業、会費値上げ後の数年推移予想作業を行っている。